生来心臓が悪いため、放課後はまっすぐ家に帰る小学生だった。
友達と呼ぶ人間が居なかった訳ではないが、公園という中心には行けなかった為、本当に友達と呼んで良い関係が存在したのかはよく分からない。
頻繁に短期の入院をして、1週間の小児病棟で同室の子と仲良くなって離れるのを繰り返していた生活だったので、それより深い関係が存在することをそもそも知らなかったのかもしれない。
小5辺りに金曜ロードショーでサマーウォーズを見て「OZのような場所に行きたい」と思い、アメーバピグを始めた。
こういう日記を書いてインターネットに放出してしまう程度にはおしゃべりなので、多分人恋しかっただけなのだと思う。
そこで自分は間違った。
結局のところ楽しかったのは人とのコミュニケーションだったのに、何を勘違いしたか、『パソコンは楽しい』『インターネットは楽しい』のだと勘違いしてしまった。
それでプログラマを志すようになってしまった。
なってしまったと言うが、それを目指して邁進してきた日々がそれほど嫌いという訳では無い。
何かを作ることは楽しいし、評価される事も嬉しい。
ただ気がついてしまったのは、それがプログラムという手段である必然性は皆無だという事だ。
本当は絵でも音楽でも文章でもなんだって良かった。
今こうやって雑然とした文章を書いている時間が本当に楽しい。
自分の中にある液体に一つずつラベルを与えて輪郭を明瞭にしていく作業がたまらなく楽しい。
ここまでの道のりは全て本質ではない事に気付けないままに歩いてしまった結果、こんな所に来てしまった。
今まで夢だと語っていた事は全て幻で、本当にやりたい事はもっとずっとあやふやで、どうやればそこへ辿り着けるのかも分からないような物が夢だった。
つまらない現実に辿り着いてしまった。

category : 無し
2025年8月25日の日記
2025-08-24T21:59:11.757Z