・日記を書きます。日記を書きたいと思ったので。
・というか日記と呼称するのをいい加減やめるべき。どう考えても『日』ではないので。『記』と呼称するべき。
・記を書きます。
・少し前にぼざろを見た。
・反骨精神を歌うようなロックではなく、世界平和のような大逸れたことを歌うようなロックでもなく、ただ弱さや痛みに寄り添うだけのロックの描写としてぼざろはこれ以上なくアイコニックなのにこれ以上なく等身大で、君と僕と光と闇が主題だったあの頃の音楽をそのまま映像にしたかのような錯覚を覚えた。
・『音楽に救われた』と言うと大逸れた表現になるが、暗い夜を音楽の温もりでしのいだ経験のある人間だから、ぼざろの在り方はあの暗闇とあの陽光そのもので心の底にじんわりとした温度が残った。
・ちなみにその少し前にガールズバンドクライをオススメされて見たのだがそれはまったく琴線に触れなかった。
・ゴリゴリ3DCGみたいな作画が得意でないのはそうだが、親とか社会に対して中指立てるタイプのロックがあんまり好きじゃないのだと思う。
・誰かが間違っていることはあんまり無いし、誰かが正しいということもあんまり無いと思っているので、そういう社会において『自分の正義』を誇示することはロックでもなんでもなく、ただ世間知らずなだけに見えてしまった。
・なので「いやちょっと僕には合わなかったっすね」って言ったらなんか『人には作品勧めるのに人の勧めた作品は見ないやつ』という最悪のレッテルを貼られた。
・ならもっと大衆ウケするストレートな奴勧めてくれよ。パセリみたいな作品勧めて言うセリフじゃ無さすぎるだろ。
・最近見た良いものを貼ります。
・周央サンゴの終末世界歌枠
・この『ストーリーのある歌枠』という構造がまず面白いのだが、それ以上に構成が良いんだよな。
・底抜けに明るい曲とか未来の希望を歌う曲と、もうとっくに壊れてしまった世界の対比。エヴァ破の"今日の日はさようなら"と全く同じ構成。
・終末モノのこういう明暗の対比が大好きなので突き刺さった。
・6曲目のスローバラードの後奏の語りパートなんかもう終末モノのトロ。大トロ。
・関係ないけど終末モノって範囲広すぎる。
・『終末世界ヒャッハー系』『終末前夜日常系』『終末後数千年文明の痕跡系』が一緒くたに『ポストアポカリプス』とか『終末モノ』として括られるのどう考えたっておかしい。
・もっと関係ないけど、トロってそんな持て囃されるべきなのか疑わしいと思ってる。
・というか赤身魚って全体的にちょっと過大評価されてないか?
・別に赤身が嫌いな訳では無いんだけど、「そんな言う?」と思っている。
・回転寿司とか行ってもイカとかタコとか貝とかの方が全然美味い気がする。
・トロを礼賛してる人間のうち半分くらいは『良い物だ』という情報を食ってるだけの人間なのではなかろうか。
・最近気づいたけど卵の黄身があんまり好きじゃないかもしれない。
・ゆで卵の黄身とかモサモサだし、半熟の黄身の甘さもあんまり好きじゃない気がしてきた。
・料理に使って原型とどめてない黄身とかは良いんだけど、黄身の素の味があんまり得意じゃないような気がしてきた。
・嫌いな食べ物がないと思っていたのだけれど初めて嫌いと言えるものが出来たのはちょっとうれしい。
・『にがいからピーマンきらい』みたいな五感に直結したようなものではなく、もっと曖昧で言語化に難儀する物を嫌いになれたことは、それを判別できる程度には味覚が成長したことの証拠だと思う。
・嫌いな物がないのは器が広いのではなく、ただそれを理解できるだけの受容器官や評価できるだけの思考が育ってないだけなのではないか。
